私のお気に入りの映画は、2001年制作のアメリカ映画です。
トマス・ハリスの小説「レッド・ドラゴン」の2度目の映画化であり、「羊たちの沈黙」「ハンニバル」と続くハンニバル・レクター博士シリーズの3作目。

【原作】 トマス・ハリス(Thomas Harris, 1940年- )。アメリカの小説家。テネシー州ジャクソン生れ。テキサス州ウェイコのベイラー大学(Baylor University)卒。
【監督】 ブレット・ラトナー (Brett Ratner、1969年3月28日-)。アメリカ合衆国フロリダ州マイアミビーチ出身の映画監督である。
本作は2度にわたって映画化されました。
1作目 : 『刑事グラハム/凍りついた欲望』(Manhunter) - 1986年。アメリカ作品。ビデオ化時に『レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙』と改題。日本での公開は1988年10月。
2作目 : 『レッド・ドラゴン』(Red Dragon) - 2002年。アメリカ作品。『羊たちの沈黙』、『ハンニバル』の大ヒットを受けて再映画化。日本での公開は2003年2月8日。
【キャスト】 エドワード・ノートン ( ウィル・グレアム) アンソニー・ホプキンス ( ハンニバル・レクター) レイフ・ファインズ ( フランシス・ダラハイド)
【解説】 『羊たちの沈黙』『ハンニバル』で世界一有名な「究極の猟奇連続殺人者」となったアンソニー・ホプキンス演じるDr.ハンニバル・レクター。
「レッドドラゴン」はこの2つの作品の前にすでに一度映画化されていたのをご存知ですか?(『マンハンター(邦題『刑事グラハム/凍りついた殺意』)
興味のある方は一度見比べて見てくださいませ。(因みにこの作品でのハンニバル役はブライアン・コックスが演じています)
2作目となる今回の「レッドドラゴン」では、名優アンソニー・ホプキンスのレクター三部作を完結させたような感があります。まずオリジナルより(原作小説よりも!)出番が増え、その人物の描写も前2作に劣らずより鮮明かつ繊細に描かれています。
また、「ウィル・グレアム」役のエドワード・ノートンと「レッド ドラゴン( フランシス・ダラハイド)」役のレイフ・ファインズとのラストの方の格闘シーンや、レクターとグレアムとの目に見えない心理戦など、ただの推理小説に収まらず幾重にも張り巡らされた伏線が、終焉に向かって一つになっていくくだりは、本当に息を呑むばかりです。
ラストシーン、ヨットのグレアム親子三人の場面に続いて、病院のレクター博士の方に話がもどります。
ちょうど新人の女性FBI捜査官が訪ねていました。「どうせ会わんだろう?」という医院長の言葉に顔を上げ、「何という名だね?」と尋ねるレクター博士の顔のアップで映画は終わります。
訪ねてきたのは当然、クラリス捜査官の筈です。(「羊たちの沈黙」へ続く)
興味のある人は1作目と2作目を見比べてみても面白いですよ
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